GR DIGITALⅡ 使用感
GR DIGITALⅡを撮影で使ってみて気付いたことを…。
- お散歩(お遊び)デジカメとして,コンパクト!軽い!写りがいい!と快適です。
- GR LENSはやはりいい。
- この28mmレンズは,コンデジのレンズにしては歪みの少なさは特筆物です。さすが単焦点!と思えるレンズです。特に前に使っていたDiMAGE A1の28mm域と比べると,同じ28mmなのか!と思える差。
- 開放がF2.4と明るいのもうれしい。
- 空の青が綺麗に出る。
- 条件がいいと,きれいな青が出てくれます。
- ただ,外すと青緑っぽい空になります。この場合でも,SilkyPixでRAWファイルを現像してやると,結構良い感じになります。
- WBはほぼ正確ですが,少し,マゼンダ被りの癖がある。
- WBオートでは,少しマゼンダ被りの傾向があります。これはDiMAGE A1の逆ですね。Photoshopでレベル補正のグリーンチャンネルを1.02~1.06の間で調整してあげると綺麗にマゼンダ被りがとれます。
- 露出はほぼ正確ですが,モニターの明るさは当てにならない。
- 露出は比較的正確です。
- モニターは明るすぎるので,それ自体で露出確認は無理です。(一番暗くしても,まだ明るめです。)ただ,モニターの絵をどれだけ暗くすると実際の絵になるかを頭に入れてけばいいだけなんですがね…。
- ノイズは多めです。
- たぶんメーカーの方向性として,ノイズを消すより解像感を優先する考えだと思います。そう考えると,1001万画素1/1.75型CCDという極小素子にしては頑張っているのではと思います。
- ISO 80だと気になりません。
- ISO 100だとほとんど気になりません
- ISO 200だと神経質な人はよく見ると気になります(特にCanonデジタル一眼ユーザーは気になるかも)
- ISO 400。まぁ気になると言えば気になる。気にしなければ気にならないレベルです。普通に使うならここまでは問題ないでしょう。ここらあたりから,ノイズが気になる人はノイズリダクションON,解像度優先ならOFFという使い分けが必要になります。
- ISO 400より上。非常用です。使用時は必ずノイズリダクションONにしましょう。ただあえてノイズリダクションを使わず,ノイズをのせるというやり方もあるみたいです。特に白黒写真の表現方法として使う人がいるみたいです。(私はしませんが…。)
- 1000万画素機ですが,デジタル一眼レフカメラの1000万画素機とは解像度の差があります。
- もし同じだったら,あの大きさ,値段では売り出されないはず…。
- 色は派手です
- 画像設定でいろいろいじれるのですが,「普通」を選択すると,私自身は派手に感じます。まぁ,コンデジらしい色です。
このデジカメラは,今のデジカメでは当たり前のように付いてくる,光学ズーム,手ぶれ補正,顔検出機能などの快適機能は付いていません。ですから,撮影者の力量がストレートに出てきます。欲しい構図を得るためには足を使わなくてはなりませんし,構えやシャッターを押す瞬間のブレに気をつけていないと手ぶれ写真連発になります。私自身は,ズームでも単焦点でも構図の最終調整を足で調節しているので,前や後ろに動くことには慣れています。ただ手ぶれ防止については,手持ち撮影主義で,今まで手ぶれ補正やISOを高く設定することでシャッタースピードを稼いでカバーしていたので,手ぶれ補正がなくISOも高く設定しにくい GR DIGITALⅡで撮影すると,自分のカメラの構え方の下手さ加減や,今までいかに機械に頼っていたか思い知らされます。そういった意味では,撮影者としての初心を思い出させてくれるカメラです。
確かに快適機能は付いていませんが,撮影のための機能は充実しています。ファンクションボタンやズームボタン,ADJ.レバーに自分がよく使う項目を割り当て,すぐに呼び出せるように出来るのはありがたい機能です。また,一般的なデジカメのアスペクト比である4:3モードや35mmフィルムの3:2モード,6×6判のような撮影が可能な1:1モードといった撮影を楽しむための機能や,オートブラケット機能など自分の思い通りの絵を作るための機能も充実しています。そして機能面での一番の目玉は,電子水準器の搭載です。これは水平が一目で分かるので便利です。カメラに搭載された例は,一眼レフでもほんのわずかなので少し自慢できる機能でもあります。
機能面で言えば,自分の想いに応えるための撮影機能が充実しているところが,何となくDiMAGE A1と同じニオイのするデジカメです。作品の撮影にも使えるコンデジといったところでしょうか。画質面でも,ノイズが他のデジカメに比べると多いことや,追い込んでやると普通のコンデジより上の絵をはき出すところもよく似ています。
~RICOH GR DIGITALⅡの画像~
GR DIGITALⅡの画像で一番の特徴は,やはり「GRブルー」と呼ばれる抜けが良くて気持ちのいい青色です。「GRブルー」の空を見たとき,不自然だと言われればそうなのですが,何ともいえない深く濃い青に一発でやられてしまいました。
| 青空の例 | |
![]() |
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ただ,外すと青緑っぽい空になります。(下の写真左)この場合でも,SilkyPixでRAWファイルを現像してやると,結構良い感じになります。(下の写真右)
空の色を外した例 |
SilkyPixで現像 |
この「GRブルー」の魅力は,マゼンダが混じったような青空にあるようです。そのため,少しマゼンダ被りの傾向があります。また,深く濃く表現される発色とコントラストが強めに出る傾向のため,よけいにマゼンダが強調されてしまいます。このマゼンダ被りの傾向によって,魅力的な「GRブルー」や画像に憂いのある印象をもたらしているという良い一面がある一方,マゼンダがきついなと感じることも度々あります。このあたりは,バランスを取ってレタッチやRAW現像で調節するしかないみたいです。ちなみに,Photoshopで調節するときは,レベル補正のグリーンチャンネルを1.02~1.06の間で調整すると綺麗にマゼンダ被りがとれます。
さらに発色が濃いのとコントラストが強いので,どちらかといえば派手な感じの画像になります。この辺は,画像設定でコントラスト・シャープネス・色の濃さをいじってやれば何とでもなります。ただ私は,マゼンダ被りっぽいところや派手な発色が「GR DIGITALⅡ」の持ち味だと思っているので,画質設定は「普通」でいこうと思っています。もし気になったら,後で調整すればいいので…。(そのあたりは,DiMAGE A1の「緑被り」「ノイズ処理」で慣れていますので…。)
あと,絞りすぎると回折による小絞りボケがみられるため,絞りをF3.5~4.5にしたときが最も良い結果が得られるようです。
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