西濃鉄道 市橋線
昨日,西濃鉄道昼飯線について書いたので,西濃鉄道のもう一つの路線について,今日は書きたいと思います。
西濃鉄道のもう一つの路線は「市橋線」といい,美濃赤坂駅から猿岩駅までの約2kmの区間を走る,貨物専用の路線です。かつては,猿岩駅のさらに600m奥の市橋駅まで走っていたのですが,2006年3月31日に「昼飯線」と共に,市橋線の「猿岩駅」-「市橋駅」間が廃止されました。そのため現在の駅は,「美濃赤坂駅」「乙女坂駅」「猿岩駅」の3駅だけです。ちなみに,市橋線の由来が「市橋駅」からきているので,少々寂しいものがありますね。
市橋線は,1928年12月開業の貨物線です。ちなみに,廃止された昼飯線も同じ時に開業しています。ただ,昼飯線は廃止までずっと貨物専用線だったのに対して,市橋線は1930年2月~1945年4月まで旅客営業も行っていました。
最初は,「美濃赤坂駅」-「市橋駅」間で営業していたのですが,1935年6月に「赤坂本町駅」-「市橋駅」間が廃止されて旅客営業が縮小され,1945年4月に全線の旅客営業を廃止しました。この全線廃止の時に,旅客専用駅だった「赤坂本町駅」も廃止されました。
ちなみに現在の市橋線は,乙女坂駅で石灰石を,猿岩駅で二硫化炭素の発送をしています。
上の写真は,市橋線と旧中山道が交わる踏切です。右端に見える碑は,「赤坂本町駅」跡を示す碑です。
赤坂本町駅は,「美濃赤坂駅」と「乙女坂駅」の間に1930年~1945年まであった旅客専用駅で,赤坂の町(中山道赤坂宿)への入口の駅でした。上でも述べましたが,旅客営業終了とともに消えてしまった駅です。ただ,駅のプラットホームは残っています。
上の写真の,中山道と市橋線が交わる踏切から,美濃赤坂駅方向を見たものです。ちなみに,右端のさくの奥の民家の前あたりに,「赤坂本町駅」がありました。
下の写真は,逆方向の猿岩駅方向を見たものです。
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